ICC
OS2013
展示作品
「生命美学オープンラボ」
2013年
metaPhorest(早稲田大学生命美学プラットフォーム)


#01 展示風景
撮影:木奥恵三

metaPhorestは,生命科学や生命論の展開を参照しつつ,「生命」を巡る美学・芸術(バイオアート/バイオメディア・アート/バイオロジカルアート/生命美学)の実験・研究・制作を行なうためのプラットフォームです.2007年から,早稲田大学先端生命医科学研究施設の生命科学の研究室内に設置されています.

生命に関わる表現に興味を持つアーティストやデザイナーが比較的長期にわたって滞在し,生命科学研究の現場で,実験設備やセミナーなどを科学者たちと共有しながら活動する機会を提供しています.こうした活動を通じて生命をめぐる科学と芸術の関係性,あるいはそれらの社会的・思想的・文化的な基盤について多面的に探究・表現することを重視しており,国内外のアーティストや研究者とも積極的に交流しています.

この展示では,全体を4期に分け,metaPhorestに現在,あるいは最近在籍していたレジデンス・アーティスト2組ずつの仕事を紹介します.また,オープンな実験室(ラボ)を併設し,会期中に製作や実験を行なっていく予定です.

*「metaPhorest」という名称には,metaphor + forest, meta-forest, super-metaphorといった複合的な含意が込められています.



#01
展示期間:2013月5月25日(土)─8月3日(土)[終了しました.]
岩崎秀雄《Culturing <Paper>cut》2013年
岩崎秀雄+齋藤帆奈《CyanoBonsai Project》2007年─,2013年改作
齋藤帆奈《ManMade Cocoons》2012年─

#02
展示期間:2013月8月6日(火)─10月14日(月・祝)[終了しました.]
石橋友也《金魚解放運動》2012年─
石橋友也+吉岡裕記《Revital HgS》2013年
ホアン・マヌエル・カストロ《HELIOTROPIKA》2011年

#03
展示期間:2013月10月16日(水)─12月23日(月・祝)[終了しました.]
堀江俊行《ずれ木魚》2010年
堀江俊行《そこで立つ》2013年
中村恭子「多自然主義の日本画的展開—その実践と変遷・迂回」
中村恭子《熊奏図》2012年

#04
展示期間:2013月12月25日(水)─2014年3月2日(日)[終了しました.]
岩崎秀雄+オロン・カッツ+ホアン・マヌエル・カストロ《Biogenic Timestamp》project 2010年—
BCL(ゲオアグ・トレメル+福原志保)+赤羽亨(Generative Idea Flow)+KIMURA(TASKO inc.)+佐藤方紀(TASKO inc.)+吉岡裕記《3rd Nature - Post-nuclear Landscape #01 Moss Matrix Printer(プロトタイプ)》2013年
吉岡裕記+齋藤帆奈《Time-poiesis | N1 Cyanobacteria》2013年
齋藤帆奈《Blue-blue green is green》2013年
BCL | 福原志保+ゲオアグ・トレメル《Common Flowers / White Out[実験中]》[#01より継続展示]


関連イヴェント


アーティスト・トーク「SymbioticA × metaPhorest:生命をオープン・スペースで考える2」
metaPhorest(早稲田大学生命美学プラットフォーム)

日時:2014年2月22日(土)
午後2時より[終了しました.]
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関連イヴェント


アーティスト・トーク「生命をオープン・スペースで考える」
metaPhorest(早稲田大学生命美学プラットフォーム)

日時:2013年10月6日(日)
午後2時より[終了しました.]
|→ 詳細|