CONTENTSNo.10 1994 Autumn

特集
デジタル・イメージ論
視ることの変容
InterDialogue InterCreation
InterCity Communication Frontier
InterReview InterForum
InterCritique ICC Matrix
InterTechnology
Monograph
Project ICC

Go English


特集

透明な視覚へ――二つのイメージのはざまで
伊藤俊治

リコンフィギュアード・アイ――デジタル画像による視覚文化の変容
ウィリアム・J・ミッチェル 福岡洋一 訳・解説

トム・ドラオス――虚空へのパラダイム
田原桂一――励起するイメージ
構成 伊藤俊治 テクスト 辻宏子

可視化におけるテクノロジー――カトリーヌ・ダヴィッドに聞く
辻宏子

死に至る表象――あるいは現代の黙示録
ティモシー・ドラックレイ 遠藤徹 訳

視覚機械
ポール・ヴィリリオ 鈴木圭介 訳

電子的レアリスム
松浦寿輝

空間のイメージ・パラダイム
彦坂裕+菊池誠

視ること,触れることのリアリティ
――ポスト・ハイテクのテクノロジー
赤瀬川原平+佐伯胖

いわゆる“ヴァーチュアル”なイメージの現象学のための
六つの覚え書といくつかの問題点
ユベール・ダミッシュ 高頭麻子 訳

パラノイア――“イメージング・マシーン”の淵源
ハル・フォスター 三井邦子 訳

ニューラル・イメージ・ネットワーク
――サイバースペース接続とデジタル・グラフィズム
武邑光裕

ヴィジュアライゼーションの最前線
志賀隆生

ヴィジュアライゼーション年表
志賀隆生 協力 大口孝之


InterDialogue

建築批評の地平線
磯崎新+ポール・ゴールドバーガー 太田佳代子 訳


InterCreation

都市の未来型[I]アイデアル・コピー

都市の未来型[II]
ジェニー・ホルツァー


InterCity

移動する都市のために
――ポンピドゥー・センター「都市」展より
港千尋

SERIOUS CHILLER LOUNGE
MUNICH: Serious Chiller Lounge
伊藤タダユキ

奈義町からヴェネチアへ――旅の日記から
浅田彰

スプリング・インターネット・ワールド94
――Internet to the Homeへ向けて
伊藤正樹+ジェフリー・スミス


Communication Frontier

情報体考――理屈っぽい誘惑[第五の手紙]フォルト・システム
いとうせいこう

音楽の反方法論序説[11]途上で
高橋悠治

物語としての生命体[7]自然と人工
中村桂子

発見と交通[2]大学と交通整理
村上陽一郎

アートとテクノロジーのあいだに[2]
三次元化するシュタイングルーバーの建築図
――ロンドンの新しい活字ミュージアム構想
坂根厳夫


InterForum

コミュニケーション・モデル実験劇場005
内は外……――生成のテクネー,恩寵の自己
室井尚+廣瀬通孝
NTT情報文化研究フォーラム構成


ICC Matrix

ICCイメージ・マトリクス[2]
ディープ・コスモロジー――宇宙観測の系譜
伊藤俊治 図版構成 足立涼子


InterCritique

「旅する時間」,時間(距離)地図の試み[1]
時間の襞を可視化する
杉浦康平


InterTechnology

情報ハイウェイの幻想と混迷
ウィリアム・バクストン 鈴木圭介 訳

メディア・テクノロジーのエッジ[2]
エージェント,あるいはサイバースペースの社会デザイン
取材・構成 渡辺保史


Monograph

メディアと哲学[2]〈書くこと〉の歴史
――著者の系譜学
黒崎政男

アート&テクノロジーの歴史[8]
見る音楽――イメージ=サウンド・モデュレーション[前]
森岡祥倫


InterReview

現在を読み解く『サイバースペース』
服部桂

アクセス/スキャンの作法
――『テクノカルチャー・マトリクス』書評
粉川哲夫

争異の現場――『Anywhere』書評
田中純


Project ICC

Interactive Plant Growing / A-Volve
クリスタ・ソムラー&ロラン・ミニョノー

あなたは自分の創った生物たちを十分に愛しますか?
――人工生命の生態学
草原真知子

生け捕られた速度――藤幡正樹オープンアトリエ

二つの富士――藤幡正樹と富岡鉄斎
椹木野衣


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