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プレスリリース


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2016年12月8日

アート+コム/ライゾマティクスリサーチ
光と動きの「ポエティクス/ストラクチャー」

会期:2017年1月14日(土)—3月20日(月・祝)

会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA

開催概要

会期:2017年1月14日(土)—3月20日(月・祝)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
開館時間:午前11時—午後6時(入館は閉館の30分前まで)
*金曜日,土曜日は開館時間延長 午前11時—午後8時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日,保守点検日(2/12)
入場料:一般・大学生 500円(400円)/高校生以下無料
*( )内は15名様以上の団体料金
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
住所:〒163-1404 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階
アクセス:京王新線初台駅東口から徒歩2分
お問い合わせ:0120-144199(フリーダイヤル)
URL:http://www.ntticc.or.jp/

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] は,日本の電話事業100周年(1990年)の記念事業として1997年4月19日,東京/西新宿・東京オペラシティタワーにオープンしたNTT東日本の運営する文化施設です.ICCは「コミュニケーション」というテーマを軸に科学技術と芸術文化の対話を促進し,豊かな未来社会を構想していきます.

展覧会概要

アート+コムならびにライゾマティクスリサーチは,メディア・アートとクライアント・ワークとしての空間デザインやエンターテインメントの領域を結びつけ,広くメディア・アートが基盤としてきたテクノロジーによる表現を社会の中で機能させる実践を行なっているという共通点を持つ組織です.アーティストやデザイナー,プログラマー,プロダクト・デザイナーといった職能,あるいは,建築,数学,工学などの多様なバックグラウンドをもつスタッフを擁した,学際的なチームワークによる集団であること,また,リサーチ(研究開発)セクションを設け,そうした活動の中から,技術的な開発やアップデートを自身の手で行ない,新しい芸術表現を生み出していくということでも共通しています.

また,アート+コムとライゾマティクスはキャリアとして20年近い差がありますが,ライゾマティクスの中心メンバーたちは,アート+コムのこれまでの仕事や作品の数々に刺激を受け,触発され,それを受容してきた世代にあたります.そして現在では,お互いにその仕事に注目しあうような関係となっています.

本展は,両者の作品の特徴を,プログラムによる光や映像と動きや運動をともなう実空間での物質的な現前の融合ととらえ,そこから「光と動き」という要素を抽出しました.それらの要素を,二組のチームがどのように表現しているかを,「ポエティクス(詩学)」,「ストラクチャー(構造)」をテーマに二つのスペクタキュラーな作品において展観します.


展示作品

アート+コム《RGB|CMYK Kinetic》2015年

《RGB|CMY Kinetic》は,色彩,光,運動と音による詩的表現を追求した作品で,天井から吊られたオブジェクトが光と音楽にあわせて振付けられたダンスのように動く,2015年にバルセロナのソナー・フェスティバルにおいて発表された作品です.それは,現在のデジタル技術によってアップデートされた,20世紀の前衛芸術から引き継がれた,光,色彩,動き,音楽による,美術,音楽,舞踊を総合した表現となっています.本展では,そのアップデート版となる《RGB|CMYK Kinetic》を展示します.
*《RGB|CMY Kinetic》は,ソナーとソリゲ財団の共同プロジェクトであるソナー・プランタの委嘱によって制作されました.

ライゾマティクスリサーチ 本展覧会のための新作

近年彼らがダンスユニット,ELEVENPLAYとともに追求してきた,ダンスとオブジェクトの構造,関係性を研究するプロジェクトの延長上に位置する新作を発表します.鑑賞者の位置情報とアルゴリズムを用いて,仮想世界のオブジェクト群と実世界のオブジェクトの位置を決定し,その様子を映像とLEDオブジェを通じて鑑賞します.

作家プロフィール

アート+コム

1988年に社団法人アート+コムとして設立され,1998年に非上場株式会社化.ニュー・メディアを用いたインスタレーションや空間を設計・開発し,ビジネス,文化,研究などの分野において,世界中にクライアントをもつ.メディア・デザイナー,メディア・アーティスト,プログラマー,科学者など多様なバックグラウンドをもつスタッフを擁し,彼らの学際的なチームによってプロジェクトが進められる.アート表現や,複雑な情報を双方向的にやりとりするための手段として新しい技術を用い,絶えず技術を向上させ,空間的コミュニケーションやアートのための技術の潜在力を追究している.

ライゾマティクスリサーチ

真鍋大度(メディア・アーティスト/プログラマー),石橋素(エンジニア/アーティスト)が主宰する株式会社ライゾマティクス内の部門.メディア・アート,データ・アートといった研究開発要素の強いプロジェクトを中心に扱い,ハードやソフトの開発から,オペレーションまでプロジェクトの全工程に責任をもち,人とテクノロジーの関係について研究し,様々なクリエイターとのコラボレーションワークを実践していくため,会社設立から10周年を迎えた2016年に設置された.

関連イヴェント

アーティスト・トーク

本展開催にあたって,アート+コムから,ライゾマティクスリサーチのメンバーと同世代のメンバー,ユッシ・アンジェスレヴァが来日し,ライゾマティクスリサーチの真鍋大度,石橋素と展示作品について,また,自身の活動を通じた将来の可能性などについてトーク・セッションを行ないます.

出演:ユッシ・アンジェスレヴァ(アート+コム)/真鍋大度,石橋素(ライゾマティクスリサーチ)
日時:2017年1月14日(土)午後6時より

*関連イヴェントについて,詳しくはホームページなどで最新の情報をお知らせいたします.

東京オペラシティアートギャラリーとの相互割引

ICC受付にて,東京オペラシティアートギャラリーで同時期に開催の企画展入場券をご呈示いただくと,本展に団体料金でご入場いただけます.
また,東京オペラシティアートギャラリー企画展ご入場の際に,本展入場券をご呈示いただいた場合も,団体料金でご入場いただけます(他の割引との併用不可.ご本人のみ1回限り有効).

同時開催の展示

「オープン・スペース 2016 メディア・コンシャス」
会期:2016年5月28日(土)—2017年3月12日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
開館時間:午前11 時—午後6時
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日),年末年始(12/29–1/4),保守点検日(2/12)
入場無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

広報に関するお問い合わせ

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

広報担当:赤坂恵美子 企画担当:畠中実

TEL:03-5353-0800 FAX:03-5353-0900
URL:http://www.ntticc.or.jp/

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