ICC
展示構成
  • (1)都市計画家 磯崎新 1960/2020

    磯崎新《海市計画(模型)》1996年制作
    撮影:高瀬良夫
    今回の展覧会コンセプトに至る展開を概観するテキストや資料を展示します.
    《空中都市》1960-63年
    《孵化過程》1962年
    《日本万国博覧会 お祭り広場》1970年
    《コンピューター・エイデッド・シティ》1972年
    《パラディアム》1985年
    《海市計画》1994-95年
    「海市——もうひとつのユートピア」展 1997年
    ほか
  • (2)「鄭東新区龍湖地区副CBD」1/200模型と,その模型を舞台にしたインスタレーション

    「Run after Deer!」(パラッツォ・ベンボ,ヴェネツィア建築ビエンナーレ,2012年)
    シグネチャーズ|撮影:松田達
    2003年に始まった中国河南省鄭州市鄭東新区の都市計画は,黒川紀章のプランを磯崎新が2007年に引き継ぎ,現在も進行中です.その北部に位置する人工湖・龍湖の中に建設される副CBDは,伝統的な「二十四節気」に基づいた暦や時間がデザインに組み入れられています.さらに「水上慶典広場」と名づけられた中央の湖は,中国の伝統行事や季節に合わせて,水上イヴェントが開催されるよう構想されています.
    本展会場では,「水上慶典広場」を舞台にしたイヴェントを,メディア・アーティストや建築家によるインスタレーションとして実現します.
    (会期中2~3回程度の展示替えを行なう予定)
  • (3)鄭東新区 都市ワークショップ

    磯崎新《ギャラクシー(スケッチ)》
    鄭東新区を舞台に,磯崎新およびゲストとのディスカッションなどを受け,状況や情報をもとに都市のモデルを考えるワークショップを行ないます.建築家やアーティストがプランを出しあい,それらのアイデアから,会期中さまざまにその様相を変えていきます.トーク・イヴェントやパフォーマンスなども行なわれる予定です.
    • hclab.

      ワークショップ「鄭東新区街路ネットワーク -解析から設計へ-」