ICC

ICCキッズ・プログラム 2011 トランス・スケール 「ものさし」をかえてみよう

*ワークショップ開催に伴い,8月20日(土)午後1時30分頃よりワークショップ終了時まで,作品の一部をご体験いただけない場合がございます.あらかじめご了承下さい,ワークショップはご見学可能です.

鳴川肇《平行カメラ》《半球カメラ》2011年

ふだん使いなれているカメラやレンズとはちがった道具で目の前にあるものを写し取ることはできるでしょうか?遠くにあるものが小さく見えて,近くにあるものが大きく見える風景の描き方は絶対に正しいのでしょうか?カメラには必ずレンズがあり,レンズには必ず画角(レンズの角度)があるのでしょうか?そのような疑問をもとに,むずかしい電子部品も電気も使わず,日用品を使ってカメラや望遠鏡とはちがうものの見え方を体験します. *色のきれいなもの,透き通るもの,キラキラ光るものなど,平行カメラを使って見てみたいものを家から持ってきてください.(大きさは,だいたい15cm×15cmくらい).ふつうのカメラとどうちがって見えるか,実際に見てみましょう.

鳴川肇(なるかわはじめ) 2001年 VMX Architects入社.2003年 佐々木睦朗構造計画研究所入社.2009年 AuthaGraph株式会社設立.同年,ICC「オープン・スペース 2009」テーマ展示「ミッションG:地球を知覚せよ」において独自の投影法による面積が極力正しい長方形世界地図,オーサグラフ世界地図を初公開.主に模型による立体幾何学的検証を軸にアイデアを展開し,社会のニーズにどう応用できるかを探求しつつ,美術,デザイン,エンジニアリングの分野にわたる活動を展開中.2011年6月,日本科学未来館にて基本設計,実施監修に携わったジオ・コスモス,ジオ・パレット,ジオ・スコープが公開.
桑沢デザイン研究所,東京造形大学非常勤講師,日本国際地図学会会員.
http://www.authagraph.com 過去に参加した展示・イヴェント