ICC

みえないちから

2010年10月30日(土)-2011年2月27日(日)

展示作品

《ほこり》2010年,《拡張の瞬間の持続》2010年
小金沢健人


上から:《ほこり》2010年,《拡張の瞬間の持続》2010年

巨大な画面の中を粒子状の色彩が,風に舞っているかのように乱舞しています.それは吹雪の中の風景のようにも見えます.自然界に起こる不規則な動きや街の中に存在する規則的な動きに注目し,これらに介在するリズムを映像で再構成したり,偶発的に発生する人や物の動きを捉えて,音楽のように構成された映像を制作してきた作家の新作インスタレーションです.

小金沢健人
1974年東京生まれ.98年武蔵野美術大学卒業後,99年ポーラ美術振興財団,2001年から文化庁芸術家在外研修員3年派遣の助成をうけドイツに留学.ドイツ・ベルリンを拠点に,世界各地で作品を制作発表する.「運動と時間」に焦点をあてた作品,音楽の発生を視覚的に現出するインスタレーション,毎日の即興の訓練だというドローイングなど多彩な手法を用いて作品を制作する.
アーティスト・トーク 小金沢健人×畠中実(ICC)
日時:2010年10月30日(土)午後2時より [終了しました.] |→詳細|