上から:《ほこり》2010年,《拡張の瞬間の持続》2010年
巨大な画面の中を粒子状の色彩が,風に舞っているかのように乱舞しています.それは吹雪の中の風景のようにも見えます.自然界に起こる不規則な動きや街の中に存在する規則的な動きに注目し,これらに介在するリズムを映像で再構成したり,偶発的に発生する人や物の動きを捉えて,音楽のように構成された映像を制作してきた作家の新作インスタレーションです.