ICC
Pre-events of 'Open Space 2010' OPEN SALON
現在,ウェブにおけるリアルタイム性が持つ新しい可能性に注目が集まっています.
たとえば,TwitterやUSTREAMといったサーヴィスに代表される,「いま、ここ」を共有できるネット・アーキテクチャによって,どこでもだれでもが即時的に,かつ相互に情報を発信/受信することができるようになりました.

本来,非同期型の通信技術を用いたインターネットにおける,ある意味革命的なモメントとして認識されている「リアルタイム・ウェブ」の現状と,その可能性について考えます.
日時:2010年5月4日(火・祝)午後2時より [終了しました.]
出演:伊豫田旭彦,大野真吾(Merce Death),千房けん輔,津田大介,濱野智史,畠中実(ICC)
会場:ICC 4階 特設会場
定員:200名(当日先着順)
入場無料

 

伊豫田旭彦

大野真吾(Merce Death)

千房けん輔

津田大介

濱野智史

畠中実(ICC)

撮影:松﨑司
インターネット中継
イヴェントの模様はインターネット中継されます.
伊豫田旭彦 プロフィール
  • 北陸先端科学技術大学院大学卒.インタラクションを専門とし,双方向放送の可能性を探るためにみずから実験的な放送を繰り返す.インターネット放送グループ [NKH] ニコ生企画放送局を主宰し,「ラブプラス結婚式」や「空フェス」といったイヴェントを主催する.現職は某IT企業のSE.

大野真吾 プロフィール
  • ワイデン+ケネディ トウキョウにて,インタラクティヴ・アート・ディレクターとして活動する一方,パーソナル・プロジェクトとして一人バンドMerce Deathとしても活動を続けている.ギターとループ・サンプラーを使って,即興で音楽を作り上げていくスタイルで,自宅から行なったワールド・ツアー「World Tour from My Room」や,ギターを弾くと雷が発生するテスラコイル・ギター等,音楽とテクノロジーを融合して遊んでいる.

千房けん輔 プロフィール
  • アートユニット,エキソニモ(http://exonemo.com/)メンバー.株式会社AAAAAAAAAA(エイテン http://aaaaaaaaaa.jp/)代表.エキソニモでは赤岩やえと共にWEB上の実験的アート・プロジェクト,インスタレーション,イヴェント・プロデュース,ライヴ・パフォーマンスなどを行ない,国内外の展覧会,イヴェントに多数参加.2010年より岸本高由と株式会社エイテンを立ち上げ,コミュニケーションを軸にしたWebサービス/ソフトウェアを開発中.その他,個人名義でWEBとリアルな場所を絡めたインタラクティヴなキャンペーンの企画/テクニカル・ディレクションなどを行なう.
津田大介 プロフィール
  • 1973年生まれ.メディア・ジャーナリスト.コンテンツ・ビジネス周辺や著作権,IT・ネット・サーヴィスやネット・カルチャーをフィールドに新聞,雑誌など多数の媒体に原稿を執筆.2002年よりコンテンツ配信関連の情報を扱うブログ「音楽配信メモ」(http://xtc.bz)を運営.2006年より文部科学省文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会専門委員.2007年より文部科学省文化審議会著作権分科会過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会専門委員. Twitterを使用してイヴェントの内容を実況中継式に伝える手法を開拓し,その手法を意味する「tsudaる」という言葉を生んだ.主な著書に『だれが「音楽」を殺すのか?』(翔泳社),『仕事で差がつくすごいグーグル術』(青春出版社),『CONTENT'S FUTURE』(翔泳社),『Twitter社会論 新たなリアルタイム・ウェブの潮流』(洋泉社)など.
濱野智史 プロフィール
  • 研究者/情報社会論,情報環境研究.1980年生まれ,慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了.2006年まで,GLOCOM(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター)研究員として「ised@glocom:情報社会の倫理と設計についての学際的研究」スタッフを務めた後,現在は株式会社日本技芸にリサーチャーとして勤務.2ちゃんねるやニコニコ動画,SNS,ブログなどネット上のコミュニケーション・アーキテクチャを論じる気鋭の若手研究者.2008年,初の単著として『アーキテクチャの生態系』(NTT出版)を上梓.近刊に,東浩紀との共編『ised 情報社会の倫理と設計』(倫理篇・設計篇の二冊組,河出書房新社).


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