ICC



ICCでは,2004年4月よりご来館の方々に作品についての興味を深めて頂く機会を提供するため,
学芸員による作品解説ツアーを行なっています.展覧会の企画を担当した学芸員が参加者の方々と一緒に
展覧会場を周りながら作品やその背景について解説していきます.
ここでは「アート&テクノロジーの過去と未来 」展の会期中,10月22日に行なわれた
学芸員による作品解説ツアーの様子をご紹介します.






ツアー開始時刻に4Fエントランス・ロビーに集合し,下図のように,各フロアを1時間前後かけて歩いてまわります. 募集定員が20人と少数なので,質問・疑問があれば,学芸員に直接聞くことも可能です.



3:00 4Fエントランスロビーに集合+展覧会の概要説明
  藤幡正樹《脱着するリアリティ》を解説
 5F,ギャラリーAへ移動
3:10 田中敦子《作品(ベル)》を解説 
  実験工房《水泡(みなわ)は創られる》などを解説 
  小林はくどう《くにたちビデオひろば ゴミの分別 ダイジェスト編》を解説
  藤幡正樹《トルソ:画像から立体へ》,《禁断の果実》を解説
 ギャラリーBへ移動
3:40 佐藤慶次郎作品《エレクトロニック・ラーガ》などを解説
  ヨシダミノル《バイセクシャル・フラワー》を解説
  松本俊夫作品《メタスタシス新陳代謝》などを解説
3:50 最後に質問など+5FギャラリーBで解散




担当学芸員よりコメント
「歴史的な背景を織り交ぜながら解説をしますので,ぐっと作品が持つ奥行きを 感じてもらえると思います.ぜひ,皆さんのご参加をお待ちしています.」

学芸員による作品解説ツアーは「アート&テクノロジーの過去と未来」展会期中,11月12日(土),12月3日(土)に本展担当学芸員(住友,11月12日(土)のみ畠中)が,作品についてのギャラリー・ツアーを行ないます.当日の展覧会のチケットをお持ちの方であれば,どなたでも御参加いただけます. (受付終了致しました.)

定員:20名(申込順)日本語のみ
参加料:当日の展覧会のチケットが必要となります.


エントランスロビーに集合.まず,この展覧会の企画を行なった担当学芸員が展覧会の概要を説明し,ツアーがはじまる.
5Fに上がってすぐのところにある《作品(ベル)》を,習作と見比べて解説している様子.
"ビデオひろば"に関連する資料ケースの前.小林はくどう氏がビデオを市民運動に用いるようになった時代背景などを説明.