8年ぶりのオリジナル・アルバム『async』を「整った環境で聴いてもらいたい」という坂本龍一の意向で2017年4月から5月にワタリウム美術館で行なわれた「坂本龍一|設置音楽展」では,サラウンド音声による『async』の更なる魅力が来場者の心を打ちました.
ワタリウム美術館では,3名のコラボレーターによる映像作品が展示され,長年のコラボレーターである高谷史郎がメイン会場の空間構成,映像を手がけました.
坂本龍一は当初より『async』をサラウンド想定して作っており,本作はこのアルバム全曲と未収録の 《water state 2》の5.1chサラウンドMIX (24bit/96kHz) を収録した『async』の完結版と言えます.3月28日の『async surround』(Blu-ray)の一般発売に先がけ,ICCで特別先行上映を行ないます.
上映期間:2018年3月6日(火)─3月11日(日)各日とも午後3時20分より
会場:ICC 4階 シアター
定員:各回27名
入場無料(展示をご覧になる場合は,別途入場料が必要です.)
総再生時間:約70分
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
協力:commmons