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オープン・スペース 2009

2009年5月16日(土)—2010年2月28日(日)

オープン・スペース 2009

概要

オープン・スペースはギャラリーの一部,図書室,ミニ・シアター,ラウンジなどの機能を総合した,年度を通じて公開される入場無料スペースです.ICCの活動理念にもとづき,より多くの方々に,先進的な芸術表現とコミュニケーション文化の可能性を感じていただけるような,開かれた場となることを目指して開設されました.ここでは,メディア・アートをわかりやすく紹介する国内外の代表的な作品,先端的な研究開発の成果,ネットワーク技術を使用したプロジェクトなどの展示とともに,ICCの活動の歴史をさまざまな資料,映像記録などにより参照することができます.
また,今年はテーマ展示エリアを新設し,アートとサイエンスを横断する作品やプロジェクトを紹介する試みも行ないます.



会期:2009年5月16日(土)—2010年2月28日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
開館時間:午前10時—午後6時
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合翌日,ただし8/31は開館),年末年始(12/28–1/4), 保守点検日(8/2, 2/14)
入場無料

主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

展示作品

展示期間:2009年05月16日(土)ー11月15日(日)

展示期間:2009年05月16日(土)ー11月15日(日)

展示期間:2009年05月16日(土)ー11月15日(日)

展示期間:2009年9月19日(土)ー2010年2月28日(日)

展示期間:2009年05月16日(土)ー08月31日(日)

テーマ展示「ミッション G:地球を知覚せよ!」

1961年に世界初の有人宇宙飛行が実現し,人類は地球を初めて外から見る視点を獲得しました.その時わたしたちは,地球を自らの反映として認識する時代へと移行したといえるでしょう.72年の地球観測衛星の登場,90年代半ばのインターネットの普及を経て,現在わたしたちは,地球規模の情報を日常的に見聞きし,地球の画像をコンピュータ上でナヴィゲートさえできる時代にいます.それとともにグローバルな環境や社会の変動を,自らとの関係においてとらえるまなざしが生まれつつあるのではないでしょうか.

地球上のあらゆる場所にセンサーを設置し,観測データをネットワークでつなぎ,データベース化するプロジェクトが世界各地で行なわれはじめています.産官学の研究機関によるものに加え,世界中の個人が自主的に連携し行なわれる観測も活発化しています.地球を知覚することにより,新たな技術やシステムそして知が,グローバルに生みだされ共有されつつあるのです.

本展では,アートとサイエンスを横断し,先見的なヴィジョンとともに歩む5つのプロジェクトを紹介します.いずれも地球(グローブ)の未来に向けたミッションとして,地球上のさまざまなデータをセンシングし可視化することで,わたしたちの知覚認識を問い直そうとするものです.これらは展示期間中,つねに新たなデータをプロセスしながら変容しつづけていきます.

新進アーティスト紹介コーナー「エマージェンシーズ!」

「エマージェンシーズ!」は,今後期待される新進アーティストやクリエイターの最新の作品やプロジェクトなどを紹介するコーナーです.メディア・アートにおいて現在生まれつつあるものを体験いただくとともに,それらを生み出すアーティストたちの発想の源泉に触れていただきます.

アーカイヴ

ICCのアーカイヴ機能は,図書室での資料の閲覧やミニ・シアターでの映像作品の上映,およびICCの映像アーカイヴ「HIVE」(ハイヴ)によって構成されています.

HIVEでは,ICCの所蔵するヴィデオ・アート作品,アーティスト,科学者,批評家などのインタヴュー映像,1997年の開館以後開催されてきたICCの数多くの活動の映像記録をデジタル化し,コンピュータ端末から視聴できるようにしています.また,上記のコンテンツのうち一部はHIVEのウェブサイト(http://hive.ntticc.or.jp/)からも視聴することができます.ウェブ版の映像には,クリエイティブ・コモンズ・ライセンスが付与され,非営利目的での創造的利用を可能にすることで,文化資源としてのICCの活動記録をよりオープンなかたちで社会に開示することを目指しています.

参加アーティスト

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