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オープン・スペース

2006年6月6日(火)—2007年3月11日(日)

オープン・スペース

概要

ICC オープン・スペースは,今年度の新たな活動コンセプト「Open!」に基づき,ギャラリーの一部,図書室,ミニ・シアター,ラウンジなどを活用し,年度を通じて開放される入場無料のコミュニティ・スペースです.
これまでICCの理念として謳われてきた,いくつかの主軸となる活動の集積として,アート&テクノロジー,研究開発,ネットワーク,アーカイヴなどのゾーン及びコーナーにおいて十数点もの作品等が無料で鑑賞できるとともに,ICCの活動の歴史をさまざまな資料,映像記録などにより参照することが可能です.
カフェ,ショップ,休憩スペースなどのアメニティ機能も充実させ,くつろぎ楽しみながら,科学技術と芸術文化の対話による先進的な表現活動に出会い,交流し,新しいコミュニケーション文化の流れを感じ取れる「場」となることを期待しています.展示は年度ごとに変更される予定です.


会期:2006年6月6日(火)─ 2007年3月11日(日)
会場:NTT インターコミュニケーション・センター [ICC]
開館時間:午前10時─午後6時(入館は閉館の30分前まで)
休館日: 月曜日(月曜が祝日の場合翌日), 年末年始,保守点検日(8/6,2/11)
入場無料
主催:NTT インターコミュニケーション・センター [ICC]

展示作品

アート&テクノロジーゾーン

アート&テクノロジーゾーンは,科学技術と芸術文化の対話を模索し,情報社会における芸術表現とそれをとりまく状況,その同時代の文化全般の表現様式や社会の推移を概観することができる展示エリアです.インタラクティヴ,デバイス,ウェブ,映像など,いくつかのテーマ/キーワードに沿って選ばれた,メディア・アートを代表する作家による作品を体験していただき,もっと深く知りたい方には1990年以降のメディア・アートとその周辺の社会的文化的動向を概観することができる年表もあります.ほかにも,沈黙を体験することができる音の反響を吸収してしまう素材で囲まれた部屋,無響室や若年層を対象としたプレイルームラウンジ,企業や公的機関や大学などの研究開発展示から,若手クリエイターの紹介および発表の場の提供まで,来館者への多角的な理解を促すことを目的として展開していきます.

研究開発コーナー

NTTの研究所で進められている研究や国が開発を支援するプロジェクト,大学などの教育機関における研究成果など,産・官・学それぞれの研究事例を紹介するコーナーです.技術者や教育現場から発想される未来像を提示するとともに,最先端技術の共同研究の場としても展開していきます. また,単に技術の刷新をめざすだけでなく,技術そのものがもつ文化的なインパクトや背景にも注目し,「研究開発」あるいは「技術」といった視点からみた,人間のコミュニケーションや感性の未来像を提示します.

ネットワークゾーン

インターネットを中心にさまざまなネットワークが生活のなかに入り込んでいる現在,そうした技術変化を語る上で「ネットワーク」という言葉を欠かすことはできません.このゾーンでは,ネットワーク技術に触発されたアート作品,あるいは新たなコミュニケーションや表現の創発を促すような技術を展示します.
ネットワークによって,遠方にいる複数の他者とのやりとりや,空間的に分断された人間同士がつながりあうということにどのような新しい可能性が生まれるのでしょうか?このゾーンではそのような問いに対する答えとなるような作品や双方向の高画質映像配信技術などを展示します.

アーカイヴゾーン

アーカイヴゾーンは,図書室やミニ・シアターでの資料の閲覧や映像作品の視聴,およびコンピュータ端末から閲覧するICCの過去の映像記録アーカイヴ「HIVE(ハイヴ)」によって構成され,ICCの歴史を多面的に提示するものです.
このHIVEでは,1997年の開館から現在までに行なわれてきた,そして今後行なわれる数多くの活動―展示,シンポジウム,トーク,ライブイヴェント,ワークショップ―の映像記録を網羅的にデジタル化し,個人や教育機関によって教材として,またはその他の創造的な利用を可能にする利用許諾条件のもとウェブを通して公開していきます.この事により,文化資源としてのICCの活動記録をよりオープンな形で社会に開示することを目指しています.また,ICC館内ではヴィデオ・ アート・コレクションやICCインタヴューシリーズなどの映像コンテンツも公開していきます.
このゾーンではHIVEが採用しているクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの取り組みや関連技術の紹介も行ないます.

参加アーティスト

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