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イヴェント・レポート スタッフ・ノート

「音楽と香楽,香りの音楽会」レポート

2017年7月27日 15:50

7月15日(土)よりスタートしたICC キッズ・プログラム 2017「オトノバ 音を体感するまなび場」の関連イヴェントとして,7月23日(日)に「音楽と香楽,香りの音楽会」を開催しました.




《パフューマリー・オルガン》は,19世紀のイギリスの化学者であり調香師であったセプティマス・ピエスにより考案された香りの記述方法「香階」に着目し製作されました.香料の入った瓶に風を送り込む,ビン笛のしくみを使って,160年前に考案された「香階」に基いた,音と香りを奏でることができるオルガンです.

「音楽と香楽,香りの音楽会」では,ICC キッズ・プログラム 2017「オトノバ 音を体感するまなび場」に出品されている,パフューマリー・オルガンせいさくプロジェクトによる作品《パフューマリー・オルガン》を,メンバー自身の解説と,森健さんの演奏でコンサートを行ないました.

  

左から,畠中実(ICC),木村匡孝さん(株式会社TASKO),山本俊一さん(山本製作所)

  

左から,松尾謙二郎さん(インビジブル・デザインズ・ラボ),吉武利文さん(香りのデザイン研究所),森健さん

《パフューマリー・オルガン》では,ピエスの著書『The Art of Perfumery』にある,46の音階からなる「香階」に対応して,その中の実現可能な22音が演奏できるようになっています.その《パフューマリー・オルガン》を使って多くの曲目が演奏されたほか,香りの種類に基づいて作られたスケール(音階)を使った演奏をすることで,音と香りのハーモニーがより感じられる機会となりました.

7月29日(土)には「音と香りの実験ワークショップ」と題し,「香階」に基づく音と香りの関係性を実験しながら体験するワークショップを開催します.当日先着順ですが,見学もできますので,お誘い合わせの上どうぞお越しください.

みなさまのご来場お待ちしております!


パフューマリー・オルガンせいさくプロジェクト「音と香りの実験ワークショップ」
講師:
吉武利文(香りのデザイン研究所)
木村匡孝(株式会社TASKO)

開催日時:2017年7月29日(土)午後2時より
会場:ICC ギャラリーA 《パフューマリー・オルガン》作品スペース
定員:15名(当日先着順.開始30分前より受付を開始します.)
対象:小学3年生以上
所要時間:約1時間
参加費:無料
参加方法:会場内受付にてお申し込みください.
*見学自由
*イヴェント開催中は《パフューマリー・オルガン》をご体験いただけません.あらかじめご了承ください.

主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]



ICC キッズ・プログラム 2017「オトノバ 音を体感するまなび場」
会期:2017年7月15日(土)—8月31日(木)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
開館時間:午前11時—午後6時
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日),保守点検日(8月6日[日])
入場無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
後援:渋谷区教育委員会,新宿区教育委員会,中野区教育委員会,文京区教育委員会


[Ka.T]