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お知らせ

ICC キッズ・プログラム 2013開催のお知らせ!

2013年7月10日 15:00

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夏休み恒例の「ICC キッズ・プログラム」は,毎年多くの方にご来館いただきご好評をいただいています.


今年は「もの みる うごく AR美術館」と題し,赤松正行+ARARTプロジェクトによる,AR(拡張現実)技術を使った作品を展示し,もうひとつの「現実」を見ることをテーマとした展覧会を開催します.


「もの みる うごく AR美術館」は,情報科学芸術大学院大学(IAMAS)教授の赤松正行さんが中心になって開発し表現研究を行なっているAR技術「ARART」を使った作品によって構成される展覧会です.


ARは一般的にはAugmented Reality(拡張現実)の略で,カメラで捉えた風景などに電子的な情報を付加してディスプレイに表示することで現実を拡張する技術です.GPSなどから取得できる位置情報やARマーカーと呼ばれる2次元バーコードのようなものを使用して現前のものを対象として捉え,そこにメタデータ(関連情報)を付加してより多くの情報を目に見える形で提供します.


今回の展覧会では,位置情報やARマーカーは使用していません.会場には絵画や写真,イラストが展示され,それらを携帯端末のカメラを通して見てみると,展示物が動きだし変化していくように見ることができます.
これまでのARのように情報が付加された現実を見るのではなく,目には見えていないが,あるかもしれないもうひとつの「現実」という可能性をARで見てみようとするのがテーマです.


さて,今回用意したチラシは特別仕様になっています.出展作家のひとりである大石暁規さんによってタイトル・イラストを書き下ろしていただき,デザインは中西要介さんにお願いしました.さらに,このチラシはARARTプロジェクト・メンバーによって特別な実装がなされていて,展覧会に来ていていただく前にARがどういうものかを体験していただけます.
本展では,モバイルARシステム「ARART」をベースに開発されたオリジナルのソフトウェアが用いられます.「ARART」には同名のiOSアプリも公開されており,本展のチラシはこのARARTアプリで体験することができます.本展に合わせてアップデートが予定されていますので,ぜひアプリをダウンロードして体験してみてください.
※アップデートは近日中に公開予定です.ARARTアプリ(ヴァージョン1.1)が公開されるまでもう少しお待ちください.
※会場で展示される作品はARARTアプリではご覧いただけません.展覧会用に最適化された端末を会場にて貸し出しいたします.


それでは,7月30日にスタートするICC キッズ・プログラム 2013「もの みる うごく AR美術館」にご期待ください.


展覧会概要など詳しくは,以下のページよりプレスリリースをご覧ください.
/Press/2013/7/0703_01_j.html




ICC キッズ・プログラム 2013
もの みる うごく AR美術館
赤松正行+ARARTプロジェクト

会期:2013年7月30日(火)―9月1日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 4階 特設会場
開館時間:午前11時—午後6時
休館日:月曜日,8月4日(日)
入場無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
後援:渋谷区教育委員会,新宿区教育委員会


[Ka.T]