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スタッフ・ノート

「オープン・スペース 2013」展示準備中!

2013年5月15日 19:30

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いよいよ5月25日(土)からスタートする「オープン・スペース 2013」の展示準備の様子をお伝えします.
先週から作品の搬入や設営もはじまり,会場で制作を行なうアーティストも多く,館内は俄然活気づいてきました.


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今回の作家さんで会場一番乗りは中ザワヒデキさんでした.
中ザワさん,今回は1996年に作られた,言葉を組み合わせて絵を描くことができる,お絵かきマシーン《不可視関数試論》(1996)を出品してくださいます.
この《不可視関数試論》ですが,120種類もの言葉の中からひとつずつ言葉を選ぶと,その選んだ言葉によって画像が選ばれ,その言葉が音声によって読み上げられ,または画像のエフェクトが決定されてコンピュータ・グラフィックスが描かれていくというものです.作品到着後,コンディション・チェックのために起動してみたところ…….これは是非みなさんにも会場で体験していただきたい作品のひとつです.
今回,少しだけ作品のお化粧なおしもしてくださり,淡い水色とピンクの組みあわせがなんともいえずかわいらしいです.


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こちらは安藤英由樹さん,渡邊淳司さん,佐藤雅彦さんの《心音移入》(2010)の設営風景です.
設営には安藤さんと渡邊さんのおふたりがいらっしゃいました.手際よくケーブルをつないだり,モニターなどの機器を調整してセッティングが完了しました.あとは映像や音声の調整と他作品や照明とのバランスをみながらの設置場所の調整です.しかし,この作品,遠くから見ると不思議なサイズをしているように見えますね.大人ふたりがまるで子供になってしまったかのようです.

今回,こちらの作品は毎年オープン・スペースで子供たちに大人気の岩井俊雄さんの《マシュマロスコープ》(2002)と同じエリアに展示されるのですが,2つが並ぶと◯と□みたいで,まるで公園の遊具のようにも見えてきます.安藤さん渡邊さんのおふたりからも「なんだか公園みたいですね!」と感想をいただきました.そうなんです.今回のオープン・スペースは公園に遊びに来たような,そんな解放感のある会場レイアウトになっています.ICC受付のある4階ロビー前もこの「公園みたい」というキーワードにリンクするような空間がひろがり,さらにギャラリー内にはおどろくような遊園地の遊具をモチーフとした作品も展示される予定です.こちらについてはまた改めてレポートしたいと思います.


いよいよオープンまで,あと2週間をきりました.
みなさんのご来場をお待ちしています.




オープン・スペース 2013
会期:2013年5月25日(土)─2014年3月2日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
開館時間:午前11時─午後6時
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日),年末年始(12/28─1/3),保守点検日(8/4,2/9)
入場無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
/Exhibition/2013/Openspace2013/index_j.html


[K.H.]