チャンネルICC
「実験2 うかぶ・しずむ」にて(8月22日)
ICC キッズ・プログラム 2012
パーフェクトロン(クワクボリョウタ+山口レイコ)
ひかり・くうかん じっけんしつ
スタッフ日記(9)「スタッフによるギャラリーツアー(8月22日,29日)」
「ICCキッズ・プログラム 2012 パーフェクトロン(クワクボリョウタ+山口レイコ) ひかり・くうかん じっけんしつ」では,「スタッフ日記」として展覧会準備の様子や,会期中に行なうイヴェントについてお伝えしていきます.
「ひかり・くうかん じっけんしつ」は,いよいよ明日,9月2日で最終日を迎えます.
このスタッフ日記では会場の準備の様子からお伝えしてきましたが,今回は,8月22日,29日に行なったスタッフによるギャラリーツアーの様子をレポートします.参加対象は小学生以上,もちろんおとなも参加できます.どちらの日にもたくさんのお子さんだけでなく,高校生のおともだちどうしやおとなだけで参加された方もいらっしゃいました.(8月15日のツアーの様子はスタッフ日記(7)をご覧ください.)
トンネルにて(8月22日)
まずは入り口のトンネルで,自分やおともだちのかげがどんなふうに見えるのか,立ち止まって見てみます.自分が動いていないのにかげが動いている? ここでも「ひかり」のはたらきを考えます.お家にある電球を使ってみたら,同じことができるのでしょうか?
「実験3 そとから・なかから」前にて(8月29日)
それぞれの「じっけんしつ」でどのような「かげ」が見えるのか,その「かげ」を作り出す「ひかり」のしくみはどうなっているのか,ICC学芸スタッフの説明を聞きながら考えていきます.
「実験2 うかぶ・しずむ」では,「エレベーターに乗っているみたい!」「自分がふわふわしているみたい!」という感想もたくさん.
「実験3 そとから・なかから」は「ひかり」のもととなるものの数やうごきがほかの「じっけんしつ」とはちがうのです.さて,どのような「かげ」の実験ができるでしょうか?
「小さな作品1」にて(8月22日)
「小さな作品1」では,そーっと作品を動かすことで「ひかり」の位置がかわります.スノードームの中のモチーフはどんな「かげ」を作り出すのかな?
「実験してくれたみなさんへ」のテキスト前にて(8月22日)
ツアーの最後には,会場の出口近くにあるパーフェクトロンのクワクボさんと山口さんからのメッセージ「実験してくれたみなさんへ」を読んでみます.そのメッセージの中には,「人がなにかを見ることって,あたりまえだけど,とてもふしぎなことです.」という文章があります.「見ること」について,この展覧会を体験する前と後では何かちがいはあったかな?
ツアーが終わると,展覧会の中で「ひかり」と「かげ」を見ているうちに気づいたこと,見ているうちにもっとふしぎに感じられたこと,「実験」したことを楽しそうにお話しながら,また「じっけんしつ」に戻って,お気に入りの作品をもういちどゆっくり体験しに行ったり.ご参加いただいたみなさん,ありがとうございました!
明日のご来場お待ちしています!
ICC キッズ・プログラム 2012
パーフェクトロン(クワクボリョウタ+山口レイコ)
ひかり・くうかん じっけんしつ
会期:2012年8月14日(火)—9月2日(日)
会場:ICC 4階 特設会場
休館日:月曜日
開館時間:午前11時—午後6時
入場無料
[A.E.]