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「トランス・スケール 02 比率の部屋」 [2011] ‘Trans-scale 02: Rooms of Ratio’

寺田尚樹+野老朝雄+長岡勉+鳴川肇

「トランス・スケール 02 比率の部屋」

作品解説

「トランス・スケール」とは,トランス=「領域横断・超越」と,スケール=「ものの長さや角度等を定量的に計る基準」という2つの言葉を掛け合わせた造語です.すでにある,確立された基準を横断し,超越した先に現われる新しい基準や認識を意味しています.

私たちは,社会で決められた共通の基準=「ものさし」を通して定量的な数値を共有しています.しかし,それらは先人がたまたま決めたルールでしかないとも言えます.ここに紹介する4人の作家は,独自に世界を観察し,記述し,表現するための特別な基準を持っています.

「新しいものさし」を見つけるヒントは,変わらないと思っていた基準を疑ってみることにあるのかもしれません.

この展示空間は,黄金比率で徐々に大きな部屋へと広がっていきます.圧縮された空間から開放的な空間へ巡りながら,「トランス・スケール」を体験していただきます.(長岡勉)

アーティスト

展示情報

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