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《Oto-megane》 [2013] “Oto-megane”

緒方壽人(Takram)

《Oto-megane》

作品解説

一見,白く光るだけで何も映っていないように見えるディスプレイが並んでいますが,近づいていくと,色々な音が聞こえてきます.「音めがね」をかざして画面を覗くと,音の波形や音が発生している場面などの,音の正体を発見することができます.

液晶ディスプレイは,内部に2枚の偏光フィルムが積層されていて,その2枚が揃うことによって映像が見える仕組みになっています.この作品では,液晶ディスプレイの偏光フィルムを一枚だけ剥がし,その剥がした一枚と同じ性質の偏光フィルムを音めがねに貼り付けることで,めがね越しに見たときだけ映像が見えるようにしています.

人間の知覚のなかで最も優位にあるのは視覚だと言われています.そのため,視覚と聴覚を同時に使ってものごとを知覚する場合,「見る」という体験のほうが強くなります.しかしこの作品では,ある現象を聴覚から視覚へという順番で知覚するようにデザインされています.それによって,「聴く」という体験に「見る」という体験が後から重ね合わされ,その意外性を体験することができるのです.


音楽:松井敬治
映像協力:TANGE FILMS,北田壮平
技術協力:ヤグチ電子工業株式会社

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