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「Materia ex machina—機械仕掛けの絵肌」 ‘Materia ex machina’

小町谷圭

「Materia ex machina—機械仕掛けの絵肌」

作品解説

絵画の歴史のなかでも,テクノロジーやサイエンスは絵画表現に影響を与えてきました.例えば,ルネサンス期に発展した遠近法,ニュートンによる光と色の関係,19世紀半ばに開発された絵具用金属チューブ,マンセルによる色の分類などがあげられます.当時見たことのない色や手法,あたらしい表現テーマによって描かれた絵を目の当たりにした人々の驚きは私たちの想像を超えるものだったことでしょう.
今回紹介する作品は,デジタル空間で発見された素材と手法による新しい絵画であり,デジタル・テクノロジーや3Dプリンターといったニュー・メディアによるメディア・アート作品と考えることもできます.小町谷は,CREST,JST「デジタルメディアを基盤とした21世紀の芸術創造」プロジェクトに関わりながら,アーティストとしてデジタル・メディウムとも言える新しい画材の発見によって生まれる表現を模索しています.
新たなメディウムの開発からスタートした表現への挑戦は,私たちの視覚体験の拡張へつながると同時に,ニュー・メディアを使った表現と鑑賞について改めて考察する機会となるでしょう.


協力:
科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業(CREST)「デジタルメディアを基盤とした21世紀の芸術創造」 URL: http://mxa21.jp
油絵描画シミュレーションソフトウェア開発チーム(東京工業大学・東京芸術大学): 齋藤豪,岡部雄太,窪田潤,島哲生,山田英樹,張英夏,伊藤由花,野中敬介,小町谷圭,三浦高宏
株式会社DICO URL: http://www.di-co.jp

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