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《ふるえの丘》 [2018] “Haptic Hills”

会田大也(the paper)+ユセフ・ブーザート+柴﨑美奈+神山洋一+南澤孝太(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)

《ふるえの丘》

作品解説

ななめのゆかでできているこの《ふるえの(おか)》では,音楽(おんがく)()わせてふるえる場所(ばしょ)がいくつかあります.ここでは,振動(しんどう)(あじ)わったり,自由(じゆう)(からだ)(うご)かしたりして,全身(ぜんしん)触覚(しょっかく)(たの)しむことができます.たまにスクリーンに(うつ)しだされる触覚体操(たいそう)(《ハプティック体操》)に()わせて,ふるえるゆかをふみしめながら,楽しく体を動かしてみましょう!


触覚というのは,指先の感覚だけとは限りません.たとえば,脳内で一次体性感覚野と呼ばれる部位では,触覚だけでなく自分の身体の方向なども知覚するとされています.その観点から,坂道やプールの中など身体の方向を刺激する運動は,触覚と関わりが深いとも言えます.《ふるえの丘》は,3次元曲面でできた小さな丘で,荷重センサーを仕込んだ振動ユニットが複数配置されています.それぞれのユニット同士は連携しており,それによって身体を使った新しい音楽体験を楽しむことができます.触覚が,指先などの皮膚感覚に限らない,全身で感じる感覚であることを確かめてみてください.

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