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野村仁 NOMURA Hitoshi

野村仁

プロフィール

1945年兵庫県生まれ.1969年京都市立美術大学専攻科彫刻専攻修了.同年3月,修了制作として《Tardiology》を発表.以後,時間の経過を主題とし,《Dryice》(1969)からは意識的に写真を表現手段として用いるようになる.1972年から10年間に渡って制作した《Photobook 又は 視覚のブラウン運動》では,16ミリカメラを持ち歩き,自分の視点の移ろいゆくさまをそのままコマ撮りで記録し,書籍として作品化した.1975年から,五線譜を写し込んだフィルムで月を撮影する《'moon' score》を始める.以降,一定の場所での1年間分の太陽の動きを記録した《北緯35度の太陽》(1982-),《アナレンマ》(1990-91)など,丹念な天体観測に基づいた,自然界に存在する秩序を視覚化した作品を発表する.1993年から,ソーラー・パワー・ラボ(SPL)を設立してソーラーカーの制作を始め,このプロジェクトは1999年に《HAASプロジェクト――ソーラーカーによるアメリカ大陸横断》として結実した.2000年より京都市立芸術大学教授.2000年から2001年にかけて,「野村 仁――生命の起源:宇宙・太陽・DNA」展(水戸芸術館現代美術ギャラリー,2000年8月5日-10月15日),「野村仁――移行/反復」展(豊田市美術館,2001年6月27日-9月2日)が相次いで開催された.また,作品集に『Time-Space』(光琳社出版,1994)がある.

[2005]

作品

展示 & イヴェント