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デイヴィッド・テュードア David TUDOR

デイヴィッド・テュードア

プロフィール

1926年フィラデルフィア生まれ.17才の時,オルガニストとして活動を開始.52年にケージの《4分33秒》を初演.現代音楽における革新的ピアニストとして知られ,ケージ,フェルドマン,シュトックハウゼンといった作曲家の初演,あるいは初期曲の演奏を行なった.60年代後半より,自身の制作した電子回路による「ライヴ・エレクトロニクス・ミュージック」の作曲家,演奏家へと移行.E.A.T.による66年のイヴェント「九つの夕べ―演劇とエンジニアリング」における《バンドネオン!》は,バンドネオンの演奏を映像や,さまざまな装置,機器をコントロールする信号に変換するインターメディア的な作品であった.70年大阪万博における「ペプシ館」の企画に参加.また,実現はされなかったが,中谷芙二子,ジャクリーン・マティス・モニエとのプロジェクト《アイランド・アイ/アイランド・イアー》(74年)は,自然とのコラボレーションを試みるものであった.53年に結成されたマース・カニングハム舞踊団にその当初から参加し,92年ケージの死後,その音楽監督をケージより引き継いだ.96年死去.

[2003]