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カルロス・カベサス Carlos CABEZAS

カルロス・カベサス

プロフィール

1984年,シルヴィオ・パレーデス,エルネスト・メディナとともに,実験的電子音楽バンド,エレクトロドメスティコスを結成.当時最も面白く前衛的なバンドのひとつとされたが,『Viva Chile!』(1986)と『Carreras de éxitos』(1987)の2枚のアルバムを発表後,1992年に解散.2002年に再結成しアルバム『La nueva canción chilena』を発表するが,翌年再び解散する.

ソロとしては,1997年にデビュー・アルバム『El resplandor』を発表.2010年にはライヴ録音したボレロを含む『Has sabido surfrir』と『Desamanecer』の2枚のアルバムを同時に制作.エレクトロドメスティコスのヒット曲をタイトルにした『Has sabido surfrir』は,ラテン音楽のひとつであるボレロの復興に取り組んだもので,フリオ・ハラミージョの「Nuestro juramento」やヘクトル・フローレスの「Amor Gitano」という,ボレロの名曲を収録している.カベサス自身は,この2枚のアルバムを「コインの両面のようなもの」と位置づけている.

チリの国内音楽シーンではプロデューサーとしても活躍しており,ロス・プリシオネロス,ロス・トレス,パニコ,ホルヘ・ゴンザレスなどと協働している.さらに,『La fiebre del loco』(2001),『El chacotero sentimental』(2003),『Radio Corazón』(2007)などの映画作品のサウンドトラックを手がける.2012年に発表したアルバム『Dejá vù』は,これらのサウンドトラックとして制作した曲から選曲されたものである.同じく2012年に参加した映画『No』では,音楽家としてだけでなく俳優としても関わった.

2017年,アンジェロ・ピエラッティーニとともに新プロジェクト「コルディエラ」を始動し,6月16日に3曲入りEPを発表.2017年中に3曲入りEPをもう2枚発表したのち,年末にはそれをコンパイルしたアルバムが発売される予定.

[2017]

展示 & イヴェント