PRESS RELEASE
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ICC企画展 サイレント・ダイアローグ――見えないコミュニケーション Silent Dialogue |
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会期:2007年11月23日(金・祝)―2008年2月17日(日) 会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーA |
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会期:2007年11月23日(金・祝)―2008年2月17日(日) 会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーA 開館時間:午前10時―午後6時(入館は閉館の30分前まで) 休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日,ただし2/12は開館),年末年始(12/28―1/4),保守点検日(2/10) 入場料:一般・大学生500(400)円/高校生以下無料 *( )内は15名様以上の団体料金 * 会期中1回に限り再入場していただけます. 主催:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] 住所:〒163−1404 東京都新宿区西新宿3−20−2 東京オペラシティタワー4階 京王新線初台駅東口から徒歩2分 お問い合わせ:フリーダイヤル0120−144199 E-mail: query@ntticc.or.jp URL: http://www.ntticc.or.jp/ NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] は,日本の電話事業100周年(1990年)の記念事業として1997年4月19日,東京/西新宿・東京オペラシティタワーにオープンした文化施設です.ICCは「コミュニケーション」というテーマを軸に科学技術と芸術文化の対話を促進し,豊かな未来社会を構想していきます. |
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NTTインタ−コミュニケーション・センター [ICC] では,企画展「サイレント・ダイアローグ――見えないコミュニケーション」を開催いたします.
わたしたちを取り囲む自然や環境はつねに変化しています.環境の変化とともに,そこに生息する生物のふるまいに注意を向けることは,同様にそこで生きるわたしたちにもたらされる何らかの作用や,ひいては,わたしたちと生態系全体との関係性を見いだすことにつながります.その意味で,わたしたちは,環境から絶えず何らかのメッセージを受け取っているのだ,と言うこともできるでしょう. 生物は,自然環境と関わり,そこから情報を得ることで,内部環境の恒常性を維持し,閉じた系(生態系)を形成しています.たとえば,ある生物とそれをとりまく自然環境を,その生物の立場から観察すると,それらが自身に備えたセンサーから得る環境情報を参照することができます.そこから見える世界は,わたしたち人間がとらえているものとはまったく異なるものに感じられるかもしれません.こうした植物や動物,昆虫などの生物同士のコミュニケーション,あるいは生物の生態を調査し,そのふるまいを参照することによって,人間がそれらとどのように関わることができるかを,新たな視点から探ることができるのではないでしょうか. 本展覧会では,このような「見えないコミュニケーション」に焦点をあてます.会場では,生体情報にもとづいて自然環境を可視化,可聴化したり,バイオセンサー技術などを応用して自然環境との関係性を探る作品が展示されるほか,コンピュータによって自然環境をシミュレートし,新しい「環境」のありかたを模索するような試みも合わせて紹介します. そこから,わたしたちが何を感じ,何を知り,何を学ぶことができるのか,ということを考えるきっかけを提示したいと考えています. |
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藤幡正樹+銅金裕司 《Botanical Ambulation Training 植物歩行訓練》新作 進化の過程において移動機能を捨て,環境に依存的ではありながらも,それを最大限有効に活用することによって適応することを選んだ植物.藤幡と銅金は,植物に移動手段を与えたらどのような反応をみせるのか? をテーマにコラボレーションを行なってきた.今回は,植物を三次元的に動かすことによって,「歩行訓練」を行なうという設定で作品を制作する.人間の脳波を測るためのマイクロボルトレヴェルのセンサーを用い,植物の状態は常にモニターされ,会場内に表示される. 藤枝守+銅金裕司 《Paphio in My Life》新作 銅金裕司の開発したシステム「プラントロン」を介在させたサウンド・インスタレーション.音に変換された植物の生体電位変化を「植物の声」とみなし,その「声」を聴き取ることで我々と植物の相互的な関係を考え,人と植物が共存するなかでの連鎖を感覚的にとらえ直すことによって,「生きている」という意味をあらためて問いかけようとする. 協力:株式会社アモネット,九州大学大学院芸術工学研究院藤枝研究室 クリスタ・ソムラー&ロラン・ミニョノー 《インタラクティヴ・プラント・グローイング》1992年 仮想三次元空間での植物の成長の原理と,リアルタイムに起こる変化や変異をテーマとしたインスタレーション.来館者は,設置されている生きた植物に近寄って触れ,その手を動かすことによって,プログラム化された仮想植物体の成長をコントロールすることができる.このように仮想植物を人工的に成長させることによって,つねに特定の生物の形質変換や形態発生によってしか定義されない,生命の原理を解き明かすことをめざしている. ロイス&フランツィスカ・ヴァインベルガー 《ホーム・ヴードゥー I》2004年 《ホーム・ヴードゥー II》2004年 《チョウセンアサガオ》1996年 ドキュメンタリー・フィルム『Das Leben will leben: Die Kunst der Weinberger』2007年 ヴァインベルガーは,「……何も影響されていない場所とは,自由を意味する」という自らのスローガンに基づき,雑草が自然に繁茂する無秩序の庭を制作する.また「私のアイデアの運搬人や運搬車としての植物」の記録を,写真や地図に仕立てて提示する作品も制作している.今回は,植物と人間との関わりをテーマにした写真作品と映像作品を展示するほか,彼らを題材にしたドキュメンタリーも合わせて紹介し,作家の活動を概観する. マイケル・プライム 《ハ,ハ! ユア・マッシュルームズ・ハブ・ゴーン?》2005年 原木に生えた椎茸の生体電位を音響として取り出した作品.展示空間内の人の動きを赤外線センサーで感知し,それに応じて椎茸の「音」が出力される.椎茸のかさが開きだしてから死ぬまでの1週間程度で,音は徐々に変化してゆく.もともと英国のアーノルフィニ・ギャラリーで開催された「Playing John Cage」展で発表された作品で,ケージがキノコの研究家でもあったことと,ケージが自身の生体活動の音を聴いたということにちなんで制作された. 安藤孝浩 《Bio Photon "Allelopathy"》新作 生体組織や細胞は,肉眼では認識できないような極めて微弱な光(生物フォトン)を放っている.この作品では,スーパーカミオカンデなどで使用されている光電子増倍管を用い,植物の種子の発芽に伴い発生する生物フォトンを検出する.さらに,検出された光子(光を粒子としてとらえたもの)の数を映像化し,プロジェクターでリアルタイムに投影する.今回は,複数の植物によって,光子の発生にどのような違いが出るのかを探る. tEnt(田中浩也+久原真人) 《Call ⇔ Response》新作 鳥の発声器官である鳴管の構造を物理モデリングしたソフトウェアが,無数の鳥の鳴き声・鳴き方をシミュレーションにより生成出力し続ける(=Call).それに対し,自然界の鳥から応答(=Response)が検出された場合,ソフトウェア自身が学習プロセスを実行し,鳴き方を徐々に洗練・変化させていく.このプロセスを反復していくことにより,コンピュータと鳥の双方が影響を与えあい,人間の言語を超えた新しいコミュニケーション様式が発生するきっかけを作ろうとする試み. 技術協力:神山友輔 制作協力:財団法人国際メディア研究財団 リスニング・ルーム 植物の音や昆虫の音など,生物音響学や音響環境学にもとづいたフィールド・レコーディング作品を聴くことができるコーナー. |
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藤幡正樹 80年代より科学と芸術の関係を独自に探求する作品を発表,メディア・アートの第一人者として国内外で注目を集める.代表作に《グローバル・インテリア・プロジェクト》(1996),《フィールド・ワーク》シリーズ(2001-)など.『アートとコンピュータ』(慶応義塾大学出版会)など著書多数.JST(科学技術振興機構)の研究「デジタルメディアを基盤とした21世紀の芸術創造」プロジェクト・リーダー. 銅金裕司 1957年生まれ,アーティスト/東京藝術大学美術学部先端芸術表現科非常勤講師 海洋学を修めた後,園芸学に転向.ランの研究と営農指導に携わりながら,91年に「植物と環境の生理」を音で解読,表現する「プラントロン」プロジェクトを開始.さらに96年には,アルスコンビナトリア(組み合わせ術)と創造性を模索する「ガーデンシアター」プロジェクトを開始.学術的な新しい試みに挑戦しつつ,美術館,ギャラリーなどで作品展示,ワークショップを多数行なう.学術博士(植物生理学,園芸学),工学修士(海洋学). 藤枝守 1955年生まれ,作曲家/九州大学大学院芸術工学研究院教授 現代音楽の作曲家として,コンクールでの受賞および音楽フェスティヴァルでの作品上演多数.多くのミュージシャンと共演し,異分野のアーティストとのコラボレーションも積極的に展開している.海外の最新の現代音楽およびサウンド・アートの紹介にも尽力.現在は,音律の方向や可能性を模索するために「植物文様」という作曲シリーズを展開するほか,筝や笙の編成によるアンサンブル「モノフォニー・コンソート」を結成し,定期的に公演を行なう.多数のCDリリース以外に,著書として『[増補]響きの考古学―音律の世界史からの冒険』(平凡社ライブラリー)などがある.博士(音楽学). クリスタ・ソムラー&ロラン・ミニョノー メディア・アーティスト/リンツ工科造形芸術大学メディア学部(オーストリア)教授 クリスタ・ソムラーは植物学と美術,ロラン・ミニョノーはメディアとヴィデオをそれぞれ専攻し,92年から共同で作品を発表.「生命システムとしてのアート(Art as Living System)」を掲げ,人工生命,コミュニケーション,ヴァーチャル・リアリティをテーマに,コンピュータを用いたインタラクティヴ作品を制作している.代表作に《A-Volve》(1994),《ライフ・スペイシーズ》(1997)など. ロイス&フランツィスカ・ヴァインベルガー ロイス・ヴァインベルガー:1947年生まれ,フランツィスカ・ヴァインベルガー:1953年生まれ,アーティスト 88年以降,ウィーンの自室で育てた荒地植物を街の各所に植える「ガーデン・プロジェクト」を実施,97年のドクメンタ10で大きな反響を呼ぶ.空地や道路脇など,普段はあまり顧みられない都市の隙間にこそ可能性があるとし,その環境に適応して繁茂する雑草を,自由と多様性の象徴として作品に用いる.日本でも,「エンプティ・ガーデン」展(1999年,ワタリウム美術館)や「ガーデンズ―小さな秘密の庭へ」展(2006年,豊田市美術館)などで,たびたび紹介されている. マイケル・プライム 1962年生まれ,サウンド・エコロジスト 生態学者としてサウス・ロンドンにおける野生生物の生息環境の保護に長年関わったことをきっかけに,植物や菌類などの生体電気活性や,そのほか通常人間には知覚できない音を可聴化する装置を用いて,さまざまな環境音を取り入れた音楽作品を発表.イギリスの音響派即興集団モルフォジェネシスのメンバーとして,またソロでも活動し,他のアーティストとの共演/共作も数多い.2001年からは,人為的要因または自然気候に影響されてゆるやかに変化する植物のバイオリズムを変換するインスタレーションも発表している. 安藤孝浩 1965年生まれ,アーティスト/東京藝術大学教育研究助手 絵画を出発点とし,現在は,目には見えないエネルギーなどの物理現象を対象に,「現象のかたち」を形象化することをコンセプトとして作品を制作する.2001年,光子(光を粒子として捉えたもの)を光電子増倍管を用いて検出し,その信号を可視聴化させる《Photon Counting「光子を数える」》シリーズを開始し,現在にいたるまで継続して発表.ICCでも,「ネクスト:メディア・アートの新世代」展(2004年)に同シリーズから数点が展示された. tEnt(田中浩也+久原真人) 環境デバイス開発 田中浩也(1975年生まれ,空間情報科学・空間認知科学)と久原真人(1976年生まれ,デザイン・造形開発)によって,2004年に活動開始.自然環境で起こる現象を変換し新しい風景を表現することをテーマに,試行錯誤を繰り返しながら,設置された土地の気候条件に反応して変化する環境デバイスを製作する.これまで,つららや吹雪,波を観測対象とした作品があり,北海道・真駒内公園やモエレ沼公園などで展示している. |
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2007年11月23日(金・祝)午後2時より アーティスト・トーク クリスタ・ソムラー&ロラン・ミニョノー 2007年11月24日(土)午後2時より 特別講演 レクチャー&トーク デイヴィッド・ダン 聞き手:藤枝守,柿沼敏江 2007年11月25日(日)午後2時より アーティスト・トーク マイケル・プライム コンサート マイケル・プライム+鈴木昭男 会場:ICC4階特設会場 定員:250名(当日先着順) 入場無料(展示をご覧になる場合は,別途入場料が必要です) 日英同時通訳付 ※出演者,内容は変更になる場合があります.詳細はホームページでご確認ください. ギャラリーツアー 2007年12月1日(土),2008年1月12日(土),2月9日(土)午後2時―3時 定員:各回20名(事前予約不要・当日午後2時にICCエントランスロビー集合) 担当学芸員が,展覧会の内容や各作品について解説します. このほかにも,会期中ワークショップ,コンサートなどのイヴェントを開催いたします. 詳しくはホームページなどで最新の情報をお知らせいたします. カタログ 『サイレント・ダイアローグ――見えないコミュニケーション』 NTT出版より2008年1月刊行予定 東京オペラシティアートギャラリーとの相互割引 NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 受付で同時期に開催中の東京オペラシティアートギャラリー企画展の入場券をご呈示いただくと,本展に団体料金でご入場いただけます.また東京オペラシティアートギャラリー企画展にご入場時の際に,本展入場券をご呈示いただいた場合も,団体料金でご入場いただけます(他の割引との併用不可,ご本人様のみ1回限り有効). |
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オープン・スペース 2007 展示期間:2007年4月19日(木)―2008年3月9日(日) 開館時間:午前10時―午後6時(入館は閉館の30分前まで) 休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌日,ただし2/12は開館),年末年始(12/28―1/4),保守点検日(2/10) 入場無料(企画展をご覧になる場合は,別途入場料が必要です.) エマージェンシーズ! 007 小町谷圭「Materia ex machina ―機械仕掛けの絵肌―」 展示期間:2007年11月23日(金・祝)―2008年3月9日(日) *「エマージェンシーズ!」は,これから期待されるアーティストやクリエイターの最新の作品やプロジェクトをいち早く展示するコーナーです. | |||||||
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NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] 広報担当:菊池真一,赤坂恵美子 企画担当:畠中実 TEL : 03-5353-0800 FAX : 03-5353-0900 E-mail: query@ntticc.or.jp URL: http://www.ntticc.or.jp/ |
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