プレスリリース

PRESS RELEASE

2005年

プレスリリース 2006年11月17日
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八谷和彦―OpenSky 2.0

会期:2006年12月15日(金)―2007年3月11日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]




開催概要


会期:2006年12月15日(金)―2007年3月11日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーAほか
開館時間:午前10時−午後6時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合,翌日) ,年末年始(12/28 ―1/4),保守点検日(2/11)
入場料:一般・大学生500円(400円)/高校生300円(200円)/中学生以下無料
   ( )内は15名様以上の団体料金
主催:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
協力:マイクロソフト株式会社 有限会社東京カラー工芸社
住所:〒163−1404 東京都新宿区西新宿3−20−2 東京オペラシティタワー4階
京王新線初台駅東口から徒歩2分
お問い合わせ:フリーダイヤル0120−144199
E-mail: query@ntticc.or.jp
URL: http://www.ntticc.or.jp/

NTT インターコミュニケーション・センター [ICC]は,日本の電話事業100周年(1990年)の記念事業として1997年4月19日,東京/西新宿・東京オペラシティタワーにオープンした文化施設です.ICCは「コミュニケーション」というテーマを軸に科学技術と芸術文化の対話を促進し,豊かな未来社会を構想していきます.



概要


NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]では,リニューアル企画展第二回として,「八谷和彦―OpenSky 2.0」展を開催いたします.

八谷和彦(1966年生まれ)は,互いの見るもの聴くものを入れ替えてしまう装置《視聴覚交換マシン》(1993)や,映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するホバーボードを実現すべく,ジェット・エンジンで浮上する乗りもの《エアボード》(1999,2001)など,コミュ二ケーションに関わる作品や自身の夢の具現化ともいえる多くの作品を制作発表しています.
また,メールソフト《ポストペット》を発案し,現在までディレクションを行なうなど,「発明系アーティスト」として多くの人々に知られ,人気を博しているメディア・アーティストです.

「OpenSky」は,「個人的に飛行装置を作ってみるプロジェクト」として2003年に開始されました. このプロジェクトは,個人の制作による,実際に乗れる一人乗り飛行装置(パーソナル・ジェット・グライダー)を実現することを最終目標に現在も進行中であり,機体の基本設計および模型機による実験(フェーズ1),人が乗れる実機の試作と低高度の試験飛行(フェーズ2)をへて,間もなくジェット・エンジンを搭載した実機による,有人飛行(フェーズ3)へと到達する予定です.

本展覧会は,このプロジェクト「OpenSky」に焦点をあて,そのコンセプトやこれまでの実験の膨大な映像記録資料と,模型機および実機の展示,フライト・シミュレータやジェット・エンジンの音の体験などを,インターネットも活用した多様なプレゼンテーションによって,これまでのプロジェクトの全貌を開示するものです.

「夢のようなこと」がたとえ個人であっても……むしろ個人であるからこそ実現可能であることを検証するプロジェクトでもある「OpenSky」は,わたしたち自身が,空を自由に飛ぶことができるということを「夢」から解放してくれるものにちがいありません.



主要出品作品


解説:八谷和彦

《M-01》(2005―)
愛・地球博にも展示された,最初の完成モデル.基本的に人を乗せて飛ぶことが可能な機体として製作されています.この機体ではまだテスト飛行は行なっていませんが,今後,ジェット化される《M-02》に代わってゴム索発航の機体として訓練用途に使用される予定です.
なお,限られた観客に限り,この機体に実際に乗って,テストフライト時のパイロット視点映像記録を体験できるようにしたいと思っています.(ただし,搭乗には58kg以下の体重制限と,抽選制にします)

《M-02J》(2006):初公開
《M-01》の同型2号機.実際に飛行可能なモデルで,初期トリム(微調整)やゴム索発航によるテストはこの機体で行なわれ,今まで5回,合計62本のフライトをこなしています.
ICCの展示においては,ジェット・エンジン付きの機体《M-02J》に改造して展示します.
この展示のあと,この機体は滑走テスト,ジャンプ飛行テストなどを経て,実際にエンジン付き飛行させます.

《M-02J シミュレータ》(2006):この展覧会のための新作
愛・地球博に展示された際の胴体ポッド部分を使い,機体の操作方法が体験できるようなフライトシミュレータを作ります. シミュレータのソフトウェアにはM-02Jの機体データを使った,この展覧会用の特別な「マイクロソフト フライト シミュレータ X(日本語版)」※を使用します.
※「フライト シミュレータ X 」は今冬発売予定のソフトウェアですが,今回,マイクロソフト株式会社のご厚意により,展示用に特別にソフトウェアをお借りしました. (人数制限のため,搭乗には85kg以下の体重制限と,クイズに全問正解する,などの条件が付きます)

《M-01 ―1/5模型》(2004)
私たちは,実験用の風洞やCFD(コンピュータによるシミュレーション)設備を持たないため,設計の検証には模型を実際に飛ばすことによって機体挙動などを確かめました.これは,そのために作られた1/5スケールの模型です.

《メーヴェ1/2》(2003)
2003年,このプロジェクト開始後の最初の目標は,1/2サイズのジェット機をラジオ・コントロールで飛ばし,実際にこのプロジェクトが実現可能かどうかを検証することでした.この模型は,その最初の検証のために作られたモデルで,小型のジェットエンジンを内蔵しており,実際に利根川河川敷と阿蘇でテストフライトを行ないました. (熊本市現代美術館所蔵)

《FairyFinder 02―空を見るための望遠鏡》(2005)
フェアリーファインダーは,2005年から制作開始された小品の新シリーズです.
「不可視なものを考える」ことをテーマにしていて,肉眼では見えない像が,あるもの……,例えば紙管で作られた手作りの望遠鏡や虫眼鏡,コースターなどを通すと像が見えてくる,というもの.
《空を見るための望遠鏡》はキリンプラザ大阪での「SKY HIGH」展の時に制作された作品. もともとOpenSkyは「空を見るためのプロジェクト」でもあるので,屋根を通して空が見えるような角度で設置されています.

《FairyFinder 03―コロボックルのテーブル》(2006)
こちらは,コースターを通すと,小びと……コロボックルが遊んでいるのが見えるという作品.こちらは八谷も人の親になり,「なぜ赤ん坊はいないいないばあが好きなのか?」とか「脳の中のシナプスの構造って,小びとの社会のようなものなんじゃないの?」というような思考を形にするべく作られた作品.

そのほか,テストフライト写真および映像の展示,プロジェクトのコンセプトや経緯,飛行記録を閲覧できるコンピュータ端末を展示.また,無響室ではジェット・エンジンの音が体験できます.



関連企画


対談:四戸哲((有)オリンポス代表) × 八谷和彦
日時:12月17日(日)午後2時より

作家によるギャラリーツアー
日時:12月23日(土・祝)午後2時より
(定員50名 予約制)

お年玉WS企画:《M-01》をペーパープレーンで作ってみよう.
日時:1月13日 (土) 午後2時より
(小学5年生以上 定員30名 見学自由)

カポエィラワークショップ
日時:1月20日(土)午後2時より
(小学4年生以上 定員30名 参加者は動きやすい服装でどうぞ.見学自由)

「ゼロ・プロジェクトとオープンスカイプロジェクト」
対談:中ハシ克シゲ × 八谷和彦
日時:2月3日(土)午後2時より

ライヴ・イヴェント
日時:2月10日 (土) 午後2時より
出演:宮崎貴士バンド(宮崎貴士,近藤研二,田中亜矢,佐々木絵実,高木コータロー)
トーク:宮崎貴士 × 八谷和彦

対談:タカノ綾 × 八谷和彦
日時:3月3日 (土) 午後2時より

シンポジウム:ロケット祭りEX「宇宙(そら)へ」
日時:3月10日 (土) 午後2時より
パネリスト:野田司令 松浦晋也 藤谷文子 八谷和彦 他


会場:ICC 4F特設会場ほか
定員:250名(当日先着順)*ワークショップ・作家によるギャラリーツアーはのぞく
入場料:無料(展示をご覧になる場合は,別途入場料が必要です)
出演者,内容は変更になる場合があります.
詳細・申し込み方法はホームページでご確認ください.



ギャラリーツアー


1月27日(土),2月18日(日)午後2時―3時
定員:各回20名(事前予約不要・当日午後2時にICCエントランスロビー集合)
担当学芸員が,展覧会の内容や各作品について解説します.




作家プロフィール 八谷和彦(はちやかずひこ)


メディア・アーティスト.
佐賀市出身. 1966年4月18日(発明の日)生まれ.九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)画像設計学科卒業.個人TV放送局ユニット 「SMTV」, コンサルティング会社勤務を経て現在に至る.
作品には《視聴覚交換マシン》や《見ることは信じること》などの特殊コミュニケーション・ツール・シリーズ, ジェット・エンジン付きスケート・ボード《エアボード》 や《オープンスカイ》など機能をもった装置が多い.
メールソフト《ポストペット》の 開発者でもあり,ポストペット関連のソフトウェア開発とディレクションを行なう会社「ペットワークス」の代表でもある.



その他の展示


オープン・スペース
展示期間:2006年6月6日(火)−2007年3月11日(日)
開館時間:午前10時−午後6時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌日),年末年始(12/28−1/4)保守点検日(8/6,2/11)
入場料:無料(企画展をご覧になる場合は,別途入場料が必要です.)

エマージェンシーズ! 003  斉田一樹+三原聡一郎+むぎばやしひろこ《moids》2006
展示期間:2006年12月15日(金)−2007年3月11日(日)
*「エマージェンシーズ!」は,これから期待されるアーティストやクリエイターの最新の作品やプロジェクトをいち早く展示するコーナーです.



お問い合わせ


NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
広報担当:嶋田いづみ 企画担当:畠中実
TEL : 03-5353-0800 FAX : 03-5353-0900
E-mail: query@ntticc.or.jp
URL: http://www.ntticc.or.jp/