ICC
三上晴子氏追悼イヴェント"RE/membering MIKAMI Seiko"
1961ー2015
MIKAMI_Seiko
2011年12月16日「三上晴子 欲望のコード」展 アーティスト ・トークにて.
撮影:篠田英美

今年1月2日に,日本のメディア・アートを代表するアーティスト三上晴子氏が逝去されました.

三上氏は,80年代より情報社会と身体をテーマとした大規模なインスタレーション作品を発表.1995年からは知覚によるインターフェイスを中心としたインタラクティヴ作品を精力的に制作し,国内外の美術館,メディア・アート・フェスティヴァルで発表してきました.また,多摩美術大学情報デザイン学科では教授を務め,学生の指導育成にあたり,あらたなアーティストを数多く育てられました.

「RE/membering MIKAMI Seiko」では,生前の作家をよく知る人々のお話や映像などをまじえながら,それぞれの関わりにおける作家の業績をあらためて確認し,
追悼します.

発起人:阿部一直,市川創太,久保田晃弘,四方幸子,辻宏子,畠中実,港千尋
多摩美術大学美術学部情報デザイン学科メディア芸術コース

日時:2015年3月8日(日)午後6時30分より午後9時まで[終了しました.]
会場:ICC ギャラリーA
入場無料

主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

当日は平服でお越し下さい.
また,献花,供花および香典等のお心遣いは遠慮申し上げます.

三上晴子
アーティスト.1984年から情報社会と身体をテーマとした大規模なインスタレーション作品を発表.1992年から2000年までニューヨークを拠点に主にヨーロッパとアメリカで数多くの作品を発表する.1995年からは知覚によるインターフェイスを中心としたインタラクティヴ作品を発表.視線入力による作品,聴覚と身体内音による作品,触覚による三次元認識の作品,重力を第6の知覚ととらえた作品などがある.ミロ美術館,ウィーン・クンストラハウス,ナント美術館,メディア・アート・チャイナ,トランスメディアーレ,オランダ・DEAF,アルス・エレクトロニカ,YCAM,ICCなど国内外の美術館,メディア・アート・フェスティヴァルに出品参加.
→過去に参加した展示・イヴェント