ICC

「Twitterの中のわたし」ワークショップ

「Twitterの中のわたし ─自分がつくるじぶんをつくるアーキテクチャ」は,研究者や作家の方々のインタヴューとワークショップのドキュメントなどをあわせた,ICC Online上で展開するウェブ企画です.
「アーキテクチャ」とは、「建築」「構造」などを意味する言葉ですが,情報社会論の領域では社会における設計や構造として捉えられています.ウェブ・サーヴィスでは,アーキテクチャはサーヴィスを形づくる仕組みやインターフェイスひとつひとつにあたります.

今回のワークショップでは,数あるウェブ・サーヴィスの中でも現在ユーザ層の広がりを見せるTwitterに着目します.Twitter上で人のつながりを見てみる,Twitterのしくみを変更してみる,ボットを実際に作ってみるなどのプロセスを通して,Twitterの中で「わたし」はどのように定義されるのかを探求します.「思考編」と「実践編」,2日間にわたって行なうワークショップです.

講師:徳井直生,田所淳
日時:2011年2月19日(土)ー20日(日)午後1時ー5時[終了しました.]
会場:ICC4階特設会場
定員:12名(応募者多数の場合,抽選)
参加料:無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
参加対象:2日間とも参加可能な方,Twitterアカウントをお持ちの方
募集期間:2011年2月3日(木)ー12日(土)午後6時まで[申込終了しました.]
*見学自由

徳井直生 株式会社Qosmo代表取締役.東京大学工学部卒 同工学系研究科博士課程修了.工学博士. ソニーコンピュータサイエンス研究所パリ客員研究員,国際メディア研究財団研究員などを経て現職.人工知能/進化計算などの知見を軸に,ユーザの創造性を刺激するソフトウェアの開発に一貫して取り組んでいる.

田所淳 1972年千葉県生まれ.1996年慶應義塾大学政策メディア研究科修士課程修了.ウェブサイト制作から,openFrameworksを使用したアプリケーション開発,最近ではKinect Hackまで,インタラクションをテーマにデザイン・プログラミングを行なう.また並行して,コンピュータを使用したアルゴリズミックな作曲や,即興演奏を行なっている.現在,多摩美術大学情報デザイン学科非常勤講師,千葉商科大学政策情報学部非常勤講師.2011年度より東京藝術大学非常勤講師(予定).著書に『Beyond Interaction ーメディアアートのためのopenFrameworksプログラミング入門』(共著).
http://yoppa.org/

徳井直生 田所淳