ICC
展示作品

浦川通
「バイナリカードゲーム」2014年—

バイナリカードゲームは,白と黒の2種類のカードからなるゲームで,カードの色で「1」または「0」,つまり二進法(バイナリ)を表現することができます.またそれ以外にも,オン/オフ,○/×,右/左,といったように,二つの状態をさまざまに解釈することもできます.そして,遊ぶ人自身がルールやしくみを考えて新しいゲームを作り,さらにそれをシェアしていくことが期待されています.本展示では,あらかじめ設定された複数のルールに基づいて楽しく遊びながら,二値でものごとを表わすことの利点や可能性について考える機会を提供します.

関連イヴェント: 浦川通 「バイナリカードゲーム・ワークショップ」[終了しました.]

浦川通 うらかわ とおる

浦川 通 うらかわ とおる 1988年生まれ.早稲田大学大学院基幹理工学研究科数学応用数理専攻修了ののち,SFPC(School for Poetic Computation)2014Fallクラス卒業.大学在学中から株式会社Qosmoに所属し,プログラマとしてモバイル・アプリケーション制作,舞台演出用システム設計などに携わる.近年は日常生活において現われるものやその中で作用するものの創造に興味を持ち,種々の活動を行なう.