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パフォーマンス&アーティスト・トーク

ジュリアン・メール

「オープン・スペース 2012」展にて《切り立った映画》,《フリップ・ドット・ミラー(スモール・ヴァージョン)》など3作品を展示するジュリアン・メールによるパフォーマンス《Digit》とアーティスト・トークを開催します.


フランス出身でベルリンを拠点に活動するジュリアン・メールは,スライド・プロジェクターとオリジナルの装置を組み合わせるなど,アナログな機材をコンピュータ制御されたデヴァイスによってリアルタイムに操作することで,これまでに例のない映像装置としての独自の映像世界を作り出します.

《Digit》は,「ライター」(演者)がテーブルに向かって,何も書かれていない一枚の紙を指でなぞることで,テキストを書くというシンプルなパフォーマンスです.
鑑賞者は,テキストを次々と紡ぎ出す「ライター」のすぐそばまで近づくことができるのですが,コンピュータやプロジェクターといった機械は一切見当たりません.
「ライター」の指の動きにあわせて生じるテキストをただ追うことしかできない,この不思議なパフォーマンスをぜひ,会場でご覧ください.


パフォーマンス

パフォーマンス《Digit》には,明確な始まりや終わりはありません.下記時間内に,ICC館内の一角に用意されたデスクで,パフォーマンスを行ないます.

日時:2012年5月26日(土)午後2時—3時[終了しました.]
   2012年5月27日(日)午後2時—3時[終了しました.]
会場:ICC 館内(詳しくは当日,受付にてお問い合わせください)
入場無料

※パフォーマンスのインターネット中継はありません.

関連展示のお知らせ

5月26日,27日に行なわれたパフォーマンス《Digit》の記録映像を,パフォーマンスで使用されたテーブルやデスクライト,パフォーマンス中に紙に書かれたテキストとともに展示します.

展示期間:2012年7月6日(金)—9月30日(日)[終了しました.]
会場:ICC 5階 ギャラリーA前


アーティスト・トーク

聞き手:植田憲司(ICC)

日時:2012年5月26日(土)午後3時30分より[終了しました.]
会場:ICC 4階 特設会場
定員:150名(当日先着順)
入場無料
日仏逐次通訳つき

インターネット中継
アーティスト・トークの模様はインターネット中継されます.


出品作品

⇒ ジュリアン・メール《切り立った映画》,《フリップ・ドット・ミラー(スモール・ヴァージョン)》,《オクテット・プロジェクター》
|→詳細|

  • ジュリアン・メール
《Digit》撮影:J-P FARGEAS

《Digit》撮影:Sascha POHFLEPP