ICC

ICCキッズ・プログラム 2011 トランス・スケール 「ものさし」をかえてみよう

*ワークショップ開催に伴い,8月21日(日)午後1時30分頃よりワークショップ終了時まで,作品の一部をご体験いただけない場合がございます.あらかじめご了承下さい,ワークショップはご見学可能です.

野老朝雄《kumapon(g)》2011年

建築や美術にも用いられている黄金比は,最も安定した美しい比率(いくつかの数を比べたときの割合)といわれています.kumapon(g)は、その黄金比によって大きさの比率を決めた複数の円で描かれています.黄金比をもとに円を増やしたり,色を塗り分けたりすることで,表情を豊かに変えることができます.また,会場では自分だけの《kumapon(g)》のアニメーションを作ることもできます.《kumapon(g)》と遊ぶうちに,黄金比がもつ不思議なルールが見えてくるでしょう. 展示協力:布山タルト+トリガーデバイス

野老朝雄(ところあさお) 1969年東京生まれ.1992年東京造形大学デザイン学科建築専攻卒業.1992-93 AAスクール在籍.「繋げる事」をテーマに美術,建築,デザインの境界領域で活動を続ける.単純な原理に基づいて定規やコンパスで再現可能な紋様の制作をはじめ,現在は同様の原理を応用した立体構造物の制作も行なっている.主な展覧会に,2001年個展「Light Light」展(横浜美術館アートギャラリー/神奈川),2003年「時間旅行」展(日本科学未来館/東京),2004年「Modern Style in East Asia」展(東京北京藝術工程/北京),2010年「MOTアニュアル2010:装飾」展(東京都現代美術館/東京),2010年「オープン・スペース 2010」(ICC/東京)などがある.
武蔵野美術大学,東京造形大学非常勤講師.TOKOLO.COM主宰.
http://tokolo.com/ 過去に参加した展示・イヴェント