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はじめに
入場案内
会場図
展示作品





《キャン・ユー・シー・ミー・ナウ?》
《トゥルーコールド》
《ビヨンド・ページズ》
《キドニー・スーパーマーケット》
《フリークエンシー&ヴォリューム》
《ヴィニール・ヴィデオ》
《レジブル・シティ》
《db》
《ジャグラー》
《メディア・テクノロジー〜7つの記憶》
《AUDIBLE DISTANCE(視聴覚化された「間」)》
参加作家
関連映像上映
メディア・オンライン
作品解説ツアー
トーク





1月22日(土)
「ミート・ザ・アーティスト」

2月5日(土)
「ミート・ザ・アーティスト」

2月26日(土)
アーティスト・トーク

3月5日(土)
「メディア・オンライン」

3月12日(土)
「メディア・アートの現在」

パフォーマンス





2月22日(火)─27日(日)
「キャン・ユー・シー・ミー・ナウ?」

ワークショップ





アニメーションテーブル
「すぐうごく!アニメーション・ワークショップ」
「《縮尺1:1の地図》トライアウト(試演)」
2005年1月21日(金)─3月21日(月・祝)ギャラリーA,B,5Fロビー,エントランス・ロビー
展示作品


《ビヨンド・ページズ》
"Beyond Pages"

1995
藤幡正樹






机の上に広げられたヴァーチャルな絵本.それぞれの見開きには,りんごの絵と「林檎」という文字というように,絵と言葉が対応して描かれています.ペンでりんごの絵に触れると,音とともにりんごがかじられ,ライトの絵に触れると実物のライトが点灯するなど,ページをめくる毎に不思議な出来事が起こります.描かれる絵の変化や,絵と言葉,ヴァーチャルとリアルなど,異なる要素がさまざまに接続されスイッチングされることで,シンプルな空間は多層のファンタジーへと放たれはじめます.
《ビヨンド・ページズ》は,デジタル時代のインタラクティヴな本の可能性を示唆するだけでなく,知識や想像の世界に遊ぶための「インターフェイス」であるという,本が本来もつ意味と機能をわたしたちにあらためて思い出させます.アーティストの藤幡正樹は,メディア・アートのパイオニアとして世界的に活躍する存在です.この作品は,自由なこころと批評的なまなざしで,人々の想像力を喚起する作品を数多く生み出している彼の代表作のひとつです.