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Photo: Bitter+Bredt
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Photo: Bitter+Bredt
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線の間に──ベルリンの「追悼の書」の名前
『この展示室では,ベルリンから追われ殺されたユダヤ人たちの名前が記された「追悼の書」の一部が,壁と床に書き写されている』
ホロコーストという人類の悲劇を,具体的な建築で表現したリベスキンドの代表作.「ヴォイド=空虚」という形なき形によって,その複雑な線的形態は決定されている.線と線との間に現われる「ヴォイド」は虚無──忘却──絶望ではなく,人類の未来に対しての希望を指し示すものである.
※『』内は『第5回ヒロシマ賞受賞記念ダニエル・リベスキンド展展覧会カタログ』広島市現代美術館2002年より引用
ベルリン・ユダヤ博物館
www.jmberlin.de
Studio Daniel Libeskind
www.daniel-libeskind.com
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